運輸分野

運輸(タクシー・トラック・バス 等)

運輸業はこんな人におすすめ!
  • 運転するのが好きな方、長時間の運転が苦にならない方
  • 体を動かすのが好きな方
  • 洞察力に自信のある方
  • 真面目にコツコツと働ける方
  • 体調管理に気を配れる方

運輸業は、業務や仕事によって必要な資格が異なります。
「資格や経験は無いけど興味がある/働いてみたい」方は、資格を取得できる職業訓練も
ありますので、ぜひ挑戦してみてください!

1.運輸業ってどんな仕事?

人や物を運ぶ、日常の生活に欠かせない仕事です。仕事を任されることにやりがいを感じる方におすすめです。働きながら資格を取得できる会社も多くあります。

まずはどのような仕事があるのか見てみましょう!

タクシー運転手

■仕事内容
「普通自動車第二種運転免許」を取得していれば働くことができます。
主な仕事内容は、お客様を希望する目的地まで安全に送り届けることです。
タクシー会社に勤めている場合は、担当の時刻に会社に出勤し、車の運行前点検を行ってから、営業を開始します。
効率よく営業するために、最寄り駅や繁華街などで待機することもありますが、会社の無線指示を受けて対応する場合や社内でタクシー依頼の電話を待つ場合もあります。最近は女性ドライバーも増えています。
また、タクシー会社によっては取得費用を負担してくれることがありますので、「新たなスキルを取得したい」方にもおすすめです。

■やりがい
タクシーは、日常の移動手段として利用されるほか、困っているときに利用されることも多くあります。
たとえば、台風や地震等の自然災害でバスや電車が止まってしまったときや、旅行に来て目的地までの道のりが分からないとき、子連れや大人数での移動のときなどがあります。そのような「誰かの助けになる仕事」ができるのは、タクシー運転手の大きなやりがいになります。
また、お客様に寄り添った接客で「ありがとう」と感謝の言葉をかけてもらえることもあり、「この仕事をしていてよかった」と、嬉しさにもつながります。

介護タクシー運転手

■仕事内容
利用者の介助を行わない場合は、「普通自動車第二種運転免許」を取得していれば働くことができます。
仕事内容としては、要介護高齢者や体の不自由な人など介護を必要とする人が利用しやすいように、車椅子やストレッチャーでそのまま乗車できるように工夫された特別仕様の車両を使用してタクシーサービスを提供します。
送迎だけでなく介護サービスも提供する場合は、運転手が介護福祉士などの介護関連の資格を取得しているか、介護職員初任者研修を受講していることが必要です。

■やりがい
利用した方に感謝されることが多いのが、介護タクシー運転手の大きなやりがいです。
安全に利用者を目的地まで送迎したときに、「安心して乗っていられたよ」「あなたに送迎してもらえてよかった」等と言われるととても嬉しく、やりがいを感じることができます。
また、利用者だけでなく、送迎を依頼する医療関係者やケアマネジャーの方からも感謝され、繰り返し依頼してもらえるようになると、さらなるモチベーションアップにもつながります。

トラック運転手

■仕事内容
運転するトラックの重量によって必要な資格が異なります。
トラック運転手は、トラックやトレーラーなどの貨物自動車を運転して荷物を運ぶ仕事です。
仕事は車両の積載量や目的地までの輸送距離などによって異なり、トラックは大きさと用途により一般的には3つに分類されます。
小型トラックはコンビニや宅配便など近距離向け、中型トラックは中・近距離で幅広く利用され、大型トラックは都市間など長距離での大量輸送向けであり、それぞれ必要な免許が異なります。

■やりがい
人々の生活を支える「物流」が止まらずにいるのは、トラック運転手のおかげです。
インターネットで購入した商品が翌日にすぐ届くのも、台風等の自然災害があってもスーパー等で生活必需品が購入できるのも、遠方にいる大切な方へ贈り物を届けられるのも、荷物を運んでくれる人がいてこそです。そういった人々の生活を支える一旦を担っていることを実感できることが、大きなやりがいです。

 

トレーラートラック運転手

■仕事内容
大量の荷物を長距離輸送するトレーラーを運転して荷物を運びます。
トレーラーは事業用トラックのひとつである牽引貨物自動車のことで、運転席部分と荷台部分が分離できる構造となっており、建築資材、骨材、大型機械、コンテナ、自動車、化学薬品、食品など、重量のある大量の荷物を運搬するのに適しています。

■やりがい
トレーラートラック運転手は、普通のトラック以上の運転技術が必要となり、その分給料も高い職業です。
連結すると全長が20メートルを超えることもあるトレーラートラックで、狭い場所でも安全に運転し、きれいに停車・駐車させる技術は、トラック運転手からも一目置かれることが多く、その評価が大きなやりがいのひとつです。
また、海上コンテナなどは特に、到着時間に制限があることが多いため、時間内に希望の場所まで責任をもって安全に届けることができたときにも、やりがいを感じます。

バス運転手

■仕事内容
「大型第二種自動車運転免許」が必要な仕事です。
仕事内容は、バスを運転し、地域住民の足として、また、観光の移動として目的地までお客様をお届けすることです。
一口にバスといっても、「路線バス」「観光バス」「高速バス」と様々な種類があります。
バスの運転には、「大型二種免許」が必要で、普通第一種免許を取得後3年以上等の免許取得条件が必要ですが、採用後にバス会社が大型二種免許取得費用を負担する制度もあります。バスを通じて地域を支えながら、運転手としても誇りを持って仕事に取り組んでいます。また、若者や女性でも活躍できるお仕事です。

■やりがい
運転業務は基本的に1人で行いますが、お客さんと接する機会の多い仕事です。
悪天候でも時間通りに運行できたときや、困っているお客さんの乗車を手助けしたとき、バスに間に合わなさそうと走っているお客さんが乗車できるまで待ったときなど、「ありがとう」「おつかれさま」等と言われると、嬉しさとやりがいを感じます。
また、乗り物が好きでバスに憧れている子どものキラキラしたまなざしも、やりがいのひとつかもしれません。

2.そのネガティブイメージって本当?現場スタッフへ真相追及!

運輸業に対して、「免許がないと働けない」「女性や年齢を重ねると働けなくなる」「シフトが不規則で大変」等、様々なイメージを持っている方もいると思います。
そこで、それらのイメージは本当なのか、現場スタッフへ真相を聞いてみました!

本ページのインタビュー回答は一例です。
企業によって待遇や働き方は異なりますので、気になることがあれば企業に直接ご確認ください。

Q1:免許がないと働けない

採用後に会社が免許取得を負担する制度もあります。補助内容は、一部補助から全額補助まで様々あり、「○年以上勤務した方」等の限定を設けている会社もありますので、応募する会社への確認が必要です。

(タクシー運転手 Aさん/30代男性)

Q2:女性や年齢を重ねると働けなくなる?

トラック業界では、女性ドライバーはまだ少ないですが、近年増えつつあります。
ドライバーとしての仕事が難しい場合でも、運輸会社内には事務等の色々な業務がありますし、ベテランになると、若手社員を育てるという仕事もあります。年齢や経験を重ねたからこそできる、とてもやりがいのある仕事です。そのため、運輸業界は定年まで勤める人も多いです。

(トラック運転手 Bさん/30代女性)

 

タクシー業界では、高齢のドライバーも多く現役で活躍しているので、「年齢を重ねると働けなくなる」ということはありません。
高齢ドライバーに限らないことですが、乗客の命を預かる仕事になりますので、安全運転の講習を月に1回行う会社も多いです。それでも年齢等で運転の継続が難しいと感じる場合や、キャリアチェンジをしたい場合には、内勤や指導員・管理職といった様々な職種がありますので、相談をすれば配置転換も柔軟に対応してくれます。
また、今は「女性専用者タクシー」もあるので、女性ドライバーの積極採用をしている会社も多くあります。

(タクシー運転手 Cさん/40代女性)

Q3:シフトが不規則で働くのが大変?

トラック業界の場合、シフトが不規則というケースは実は少ないんです。夜なら夜、昼なら昼、と固定されていることが多いため、「今日は日勤で、明日は夜勤」とシフトに振り回されることはほぼありません。
そのため、自身の都合の良い時間帯で働くことができるので、働きやすいと思いますよ。

(トラック運転手 Dさん/20代男性)

 

タクシー運転手の雇用形態は、日勤・夜勤等さまざまありますので、ライフスタイルに合わせて働き方を選べます。会社にもよりますが、わたしが働いている会社では、夜勤の場合、夜勤明けから3連休となり、リフレッシュしてから次の勤務に入ることができますので、「不規則で大変」と感じたことはありません。
また、固定給+歩合給となるため、「頑張った分だけ評価される」環境です。収入を増やしたい人にもおすすめです!

(タクシー運転手 Eさん/30代女性)

3.実際にどんな仕事があるか見てみよう!

ここまで、運輸業の紹介をしてきましたが、「働いてみたい」と思う仕事はありましたか?
新潟県内で実際にどのような求人が出ているかについては、ハローワークインターネットサービスで見ることができます。
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4.もっと詳しく知りたい方はこちら

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